About-わたしたちの想い
正直、勤勉、
倹約、自立。
商いの道とは、
すなわち人の道。
正当な経済行為の結果としてもたらされる富は、
何ら恥じるものではない。堂々と儲ければよい。
ただし、その利は正直と倹約によって得るものでなければならない。
また、その財は最終的に世のために役立てなくてはならない。
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あるがままの姿が、
あるべき姿である。人間は生まれたときの裸の状態が最も正直で、以降、成長するにしたがって欲という着物をきていく。
倹約はその生まれながらの正直に返すための方法なのだ。 -
勤労がもたらす最大の
恵みは「安らぎ」である。自分がすべきことに懸命に努めていれば、肉体的な苦労は多いだろうが、精神的には安楽が得られる。
勤勉によってもたらされる安楽こそ、労働から得られる最上の喜びである。 -
我を立てよ。
自分の足で立って、自分の頭で考え、自分の意志で自立したひとりの人間として行動せよ。
我を立てることがめぐりめぐってお客様への忠義となる。 -
利他的な目的をもった
節約を。倹約することの心がけの中には、おのずと人を愛するという道理が備わっているものである。
三つ使うところを二つですませればひとつ余るが、そのひとつを自分のためでなく、人を助けるために使うべく
蓄えるのが真の倹約。私欲のためでなく、「世のために」という利他的な目的をもった節約でなくてはならない。
今から300年以上前の江戸時代、石田梅岩先生はこのように説かれました。
私たち株式会社YESは、この教えを商人道として大切に心に刻み、
単に経済効率のみを追求することなく、人間中心とした哲学ある経営を目指します。
株式会社YES 代表取締役
主要参考文献
「魂の商人 石田梅岩が語ったこと/山岡正義(サンマーク出版)、
『都鄙問答」と石門心学/由井常彦(冨山房インターナショナル)」
「YES」は、最も肯定的な言葉。
人を尊重し、意見を大切に聞き入れ、
まずは理解する姿勢。
理解することから始まる、
自由で豊かな発想、発展。
自己や他者を肯定し、
思いやり、幸福を望むこと。
自らを越えて、他者や社会に貢献する
喜びを知ること。
そして分かち合うこと。
YESは、こうした思いを原点に誕生しました。
Concept
ロゴマークに込めた想い
伝統的な井桁紋をモチーフにしたロゴマークです。「水清ければ月宿る」井戸は古来より神聖な場所とされており、井桁は命の要である水を守る重要な役目を担っていました。
YESの「Y」と「人」を図形化。集う人たちの強い信頼の繋がりや、熱量の高いチームワークを示しており、四方が連結されている井桁の構造が、組織そのものの強固さを表しています。また、格子の形状は上下左右に途切れることなく終わりのないイメージであり、「永遠」や「発展」「繁栄」の意味を持ちます。